Making Things日記

神戸を中心にハンドメイドの靴作りで活動する作家の集まりです。
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# 蜜月の関係
JUGEMテーマ:ハンドメイド 靴




先日とある方のご紹介で、天然砥石を試し研ぎさせて頂けてから購入出来る

お店に行って参りました。


靴作りに於いて、刃物はとても重要なツールで、特に底回り(中底の加工や、

本底、ヒール回りの切りまわし)の作業の時に革包丁はとても重宝致します。

切れない革包丁程怪我をしやすく、かつ作業効率が悪くなるので、工具の中でも

特に革包丁には神経を使いますし、頻繁に研ぎます。











それ程重要なツールである革包丁ですが、包丁同様に重きを置かなければ

ならないのが砥石。

人造の合成砥石でも十分な切れ味を保証してくれますが、さらに高い切れ味を

求めた時に行きつくのが天然砥石。

人造砥石に比べ、刃付きがよく切れ味が持続しますし、鋼との相性もありますが

なんといっても抜群の切れ味を誇る。


そのような様々な利点から、天然砥石に対してアンテナを張っておりましたら、

巡り合わせといいますか、ひょんなところで興味深い情報を教えて頂けました。



砥取家 http://toishi.jp/



京都の亀岡の方で、130年に渡って天然砥石を採掘されてきた老舗で、天然砥石と

聞くとどうしても高価なイメージがつきまといますが、こちらの砥取家さんで扱われている

コッパという商品は、その名の通りサイズもアソートで欠けもあったりしますが、

その分かなりお求め易くなっております。


しかし、天然砥石ならなんでもかんでも良いかというと、そうではありません。

先程も申しましたように鋼との相性が重要で、大工の父から譲り受けた天然砥石

を以前から使用しておりましたが、革包丁との相性がイマイチ合わず、やはりカンナ

と革包丁とでは鋼の種類が違うのか、いくら研いでもそこまでの切れ味を導き出す

事が出来ませんでした。



高橋徳商店 http://www.takahashitoku.com/about-us.html



コチラの高橋徳商店さんでは、そんな問題を解決して下さる為に、

砥取家さんの砥石をなんと試し研ぎさせて頂けるのです↑




高橋徳商店さんの本業は京友禅を手染めで作られており、京都市内でも

最大規模を誇るとても格式高いお店。

壁のポートレートには、若かりし頃の皇太子様来店時のお写真が・・・

しかしご主人はとてもきさくでフレンドリーな方ですので、天然砥石や友禅染めに

興味がある方は是非立ち寄って頂きたい。











購入した丸尾山蔵砥の黄色巣板

かなり念入りに試し研ぎをしたので、ラベルが消えかかってしまっている。











包丁で切り回しただけのコバ面が、繊維が微密になり光沢を放っております。



鋼と砥石の蜜月の関係を知る事で、世界に誇る日本の伝統工芸の奥深さを

垣間見ました。


次は三木の鍛冶屋で革包丁でも作って頂こうかな(^O^)/











神戸ハンドメイドシューズ
SHOE&SEWN
http://shoe-and-sewn.jp








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